室伏 由佳

室伏 由佳
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室伏 由佳 (むろふし ゆか)

株式会社attainment代表取締役
順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科研究科 准教授
博士(スポーツ健康科学)
2004年アテネオリンピック 陸上競技 女子ハンマー投出場
陸上競技 女子ハンマー投の日本記録保持者(2023年3月現在)
     女子円盤投の元日本記録保持者 (1999~2019年)

講師カテゴリー

  • 安全大会
  • メンタルヘルス
  • セルフマネジメント
  • モチベーション
  • 夢・希望・挑戦
  • 意識改革・気づき
  • 医学・医療・健康
  • 健康・運動
  • 闘病経験
  • 学校教育・PTA・育児
  • 学生向け
  • スポーツ
  • オリンピック・パラリンピック
  • その他スポーツ
  • ライフスタイル
  • ライフプラン・自己啓発

出身地・ゆかりの地

千葉県 静岡県 愛知県

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プロフィール

生年月日 :1977年2月11日
出身地  :静岡県沼津市生まれ / 愛知県出身
12歳から短距離・跳躍選手として陸上競技を始め、15歳から円盤投に転向。大学時代は全日本インカレ4連覇、日本ジュニア記録、日本学生記録を樹立。社会人1年目1999年、円盤投の日本記録を樹立。大学4年生のシーズンオフ(21歳)からオリンピック出場を目指してハンマー投にも取り組みはじめ、国際的にも稀有な投擲2種目を両立。2004年アテネオリンピック女子ハンマー投日に出場を果たした。世界選手権には2005年ヘルシンキ大会・ハンマー投、2007年大阪大会・円盤投代表に。2010年には広州アジア大会で女子ハンマー投で銅メダルを獲得した。

現役引退後のキャリアを考え、2001年から中京大学大学院に入学。スポーツ心理学を専攻し、2006年に博士課程後期満期退学(体育学修士号)。2016年より順天堂大学スポーツ健康科学研究科に進学し、アンチ・ドーピング教育に関する研究論文が国際ジャーナルに掲載されるなどし博士号(スポーツ健康科学)を授与された。

競技現役中は、婦人科疾患(子宮内膜症)や、慢性腰痛症、肩の神経障害などのスポーツ障害に苦しむ。2012年ロンドンオリンピック選考会出場後に競技引退を決意。腰部脊柱管狭窄症の手術を経て、同年9月の全日本実業団選手権を最後に現役選手から引退。

現在、順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科学研究科の准教授をつとめ、医科大学等で非常勤講師を務める。自身の経験したスポーツ障害や疾患を事例的に取り上げた内容や、スポーツとアンチ・ドーピングについての講義等を行っている。スポーツ現場では、小学生から大人まで、またアスリートに向けて、各種運動指導および講演会で講師を務める。

講演テーマ

【可能性への挑戦、挫折と失敗が基盤を作る~プロセスの大切さを考える~】

現役時代、結果(成功)が出ず、挫折、失敗を繰り返しました。しかし、その挫折と失敗経験が、「どんなことがあっても目標を成し遂げていきたい」という、強い意志を生み出すことを自覚しました。つまり失敗の連続から得た経験が、自身の潜在能力を引き出すきっかけになりました。結果を残すことに捉われていた自身が、挫折と失敗こそが自らを高められること、そしてプロセスを最も大切にする歩み方に気づきを得た体験をお話します。

【身体と心と向き合う方法~健やかさを得る~】

アスリートとして24年間の競技生活を送ってきた中で、重度の腰痛症や右肩の神経障害などを体験しました。原因が分からないまま、痛みを我慢しながらの競技生活が長く続きましたが、自身の身体と向き合うためには、痛みの元(原因)を知ることが大切だとわかりました。スポーツ障害だけでなく、日々の食生活などとも向き合い、健やかさの感覚を手にした体験について、紹介していきます。
※講話と簡単なエクササイズ実践を交えた方法もご対応可能。

【アスリートが実践したセルフ・マネジメント方略 ~自己の潜在的能力を発揮するために~】

自身の最大のピークを競技会でつくるため、トレーニングに邁進する日々。ただトレーニングをするだけでは最高の能力を出せるわけもなく、目標に対して万全の準備と、その準備方法を考え出すことが重要であることに気づきました。自らを客観視する正しい自己評価方法と、自己の潜在する能力を引き出す方法について、スポーツ科学の知見と自己体験を交えてお話しします。

実績

〇研究職歴
1999年4月~2015年3月ミズノ株式会社 スポーツプロモーション部
2003年 中京大学 大学院 博士課程前期課程修了 体育学修士号(スポーツ認知行動科学)
2006年 中京大学 大学院 博士課程後期単位取得満期退学 (スポーツ認知行動科学)
2013年 聖マリアンナ医科大学 スポーツ医学講座 非常勤講師(~現在に至る)
2014年 国立大学法人徳島大学医学部 運動機能外科 非常勤講師(~現在に至る)
2014年 国立大学法人奈良県立医科大学 非常勤講師(~現在に至る)
2016年 4月~現在 株式会社attainment 代表取締役
2016年 国立大学法人 浜松医科大学 非常勤講師(~現在に至る)
2019年 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 博士後期課程修了 スポーツ健康科学(博士)
2019年4月 順天堂大学スポーツ健康学部/スポーツ健康科学研究科 講師
2021年9月 順天堂大学スポーツ健康学部/スポーツ健康科学研究科 准教授

〇資格、他
博士(スポーツ健康科学)
中学校・高等学校教諭専修免許(保健体育)
日本スポーツ協会公認コーチ3/専門科目 陸上競技 公認コーチ
国際陸上競技連盟指導者資格レベルIコーチ資格
JPICA日本ピラティス指導者協会公認指導師
上級救命技能認定

〇主な競技実績
陸上競技 女子ハンマー投 日本記録保有者 67m77(2023年3月現在)
陸上競技 女子円盤投 元日本記録保有者 58m64(1999~2019年)

2004年 アテネオリンピック 陸上競技 女子ハンマー投 日本代表
2005年 世界選手権 ヘルシンキ大会 女子ハンマー投日本代表
2007年 世界選手権 大阪大会 女子円盤投 日本代表
2010年 広州アジア大会 女子ハンマー投 銅メダル
2001-2011年 アジア陸上選手権大会

女子ハンマー投 / 円盤投 連続出場、複数のメダルを獲得
1994~2012年 連続出場 陸上競技日本選手権大会 優勝回数合計18回
女子円盤投 (合計13勝10連覇)
女子 ハンマー投(合計5勝3連覇)

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