荻田 泰永

荻田 泰永
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荻田 泰永 (おぎた やすなが)

北極冒険家

講師カテゴリー

  • 安全大会
  • コミュニケーション
  • 健康管理
  • セルフマネジメント
  • モチベーション
  • 夢・希望・挑戦
  • 意識改革・気づき
  • 環境・防災・防犯
  • 環境問題
  • スポーツ
  • その他スポーツ

出身地・ゆかりの地

神奈川県

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プロフィール

1977年9月1日生まれ 神奈川県・愛川町出身、在住
カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年より2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」。2016年、カナダ最北の村グリスフィヨルド?グリーンランド最北のシオラパルクをつなぐ1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)2018年1月5日(現地時間)、南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)。2018年2月に2017「植村直己冒険賞」受賞。

TBS「クレイジージャーニー」、NHK「ニュースウォッチ9」、WOWOW「ノンフィクションW」などで特集番組多数。ラジオ、雑誌、新聞など各メディアでも多く紹介される。
日本国内では夏休みに小学生たちと160㎞を踏破する「100milesAdventure」を2012年より主宰。北極で学んだ経験を旅を通して子供達に伝えている。

ベネッセ・進研ゼミ「めざせ!ガンバリスト2017」キャプテン
https://sgaku.benesse.ne.jp/sho/all/others/ganba2017/

海洋研究開発機構、国立極地研究所、大学等の研究者とも交流を持ち、共同研究も実施。北極にまつわる多方面で活動中。

講演テーマ

【北極を目指すまで】

初めての海外旅行が北極徒歩冒険700㎞!
そんな稀有な日本人である荻田が初めての海外旅行でカナダ北極圏の海氷上を700㎞歩いたのは22歳の時でした。
なんとなく通っていた大学生活に疑問を覚え、勢いから中退した直後にテレビで見た極地冒険家「大場満郎」氏が熱く語る冒険譚に惹かれた荻田は、翌年には大場氏の主催した冒険行に参加していました。 特別な経験も実績もなく、ただの若者でしかなかったかわりに、若者の特権でもある「根拠のない自信」にだけは溢れていました。自分には何かができるはずだ、自分の力を試したい、そんな想いだけで大場氏に連れられて始まった北極行は、翌2001年から一人での北極通いとなり、以来アルバイトで資金を作っては毎年のように北極を目指しました。
20年以上の冒険の日々を経て、現在は北極冒険の最高難度である「北極点無補給単独徒歩到達」に挑戦中です。成功すれば日本人初、世界でも3人目となります。北極点挑戦には多くの人たちの協力を得て、多額の資金集めに奔走し、数々のリスクと対峙しなくてはいけません。北極での冒険の前に社会での大冒険が必要です。人の応援を得るとは、人の共感を得る事に他なりません。 冒険家が命しらずであったら、すぐに死んでしまうでしょう。冒険におけるリスクとの向き合い方、仲間の協力のありがたさ、お金を頂いてやりたい事をやるという事の難しさと素晴らしさ。そして、冒険とは何か?なぜ冒険するのか?そんな事柄を、20年間の冒険体験を通して蓄積してきた自分の言葉としてお話しします。

【冒険とリスク】

(対象例:社会人、企業)
冒険とは「危険」を「冒す」こと。危険である事が前提となっているからこそ冒険であり「安全な冒険」は矛盾である。一方で、無謀という言葉もある。無謀とは「謀(はかりごと)」が「無い」ことである。冒険も無謀も、一見するとその違いがどこにあるかは分かりにくい。最大の違いは「どれだけ事前に考え、準備し、潜在的なリスクを顕在化させない工夫をしたか」にある。リスクがなければ冒険にならないが、主体性を持って試行錯誤を重ねる事で、それまでリスクと成り得たものをリスクとしない経験を磨いていく事が冒険の本質である。 北極徒歩冒険の映像や、現場でのエピソードを交えながら北極冒険を紹介し、冒険の本質であるリスクとの向き合い方を学ぶ事で、人間が生きる上で出会う様々な困難に対処する力を得る事を目的とする。

【北極を歩く 北極点無補給単独徒歩到達への挑戦】

(対象例:全年齢)
日本人初の「北極点無補給単独徒歩到達」を目指す荻田が、これまで冒険中に撮影してきた写真や動画を使用しながら、北極冒険について語る。 そもそも「北極」とはどのような場所で、どこの国?「北極を歩く」とは凍結した北極の海の上を歩く、ということ。海の上を歩く難しさは、陸上とは全く違ったことが発生する難しさでもある。毎晩テントを張ってキャンプをするが、朝になると流れて場所が移動していることも普通のこと。 近年は海氷の厚みが減少し割れ目が多く発生する事から、割れ目を迂回して遠回りする事なくドライスーツという特殊な装備で泳いで通過するというような、昔と今の北極冒険の手法の変化が時代ごとに起こる。 年々難しくなる北極冒険の環境と、そこに挑むための冒険装備や必要となる知識経験の紹介。そして心構え。

【北極のふしぎ 北極に住む人、動物】

(対象例:小学生以上)
これまでに、北極での冒険の傍らで現地に住むイヌイットとも多く交流し、彼らとの生活を共にしてきた。 また、ホッキョクグマやアザラシ、トナカイやジャコウウシなどの野生動物も間近で観察し、時にイヌイットらと狩猟によりその肉を食べてきた。 北極ってどんな世界で、どんな人や動物が住んでいるのか?日本とは遠く離れた場所のように思える北極は、実は気候やイヌイットの文化面でも日本と密接に繋がっている。 いまでも狩猟を生活の基礎として生きているイヌイットも多く、動物を自分の手で殺して食べるという事から知 る事のできる感謝の念。スーパーに並ぶ食肉や魚は工業製品ではなく、すべてが命であることも伝える。

【僕を動かす夢のちから】

(対象例:中学生以上)
なんの取り柄も特技もなかった21歳の荻田氏は、とにかく自分には何かができるんじゃないか!?という想いだけである日出会った北極という世界に飛び込んだ。それ以前に北極に対する憧れも思入れも何もなかったが、とに かく停滞していた(と思っていた)自分の人生を能動的に動かしたいと思ったのだ。 以来、自分がどこまでできるのかということを確認するように、ひとつひとつの冒険をクリアし、次第に北極冒 険のスキルを高めていった。 荻田氏にとって北極を冒険する事は目的ではない。あくまでも手段である。自分の経験を磨き、多くのインプットを自分のために行い、そしてやがてその蓄積を社会のためにアウトプットするための手段である。人が生きるうえで、目的、目標、手段それぞれ存在するが「夢」という言葉はそのどれにでも、人によって何にでも当てはまり得る不思議な言葉。それゆえに、夢という言葉の漠然性に戸惑う人も多い。荻田氏自身も夢という言葉が実はあまり好きではない。夢を持たなくては生きづらいような世の中であってはならない。荻田氏自身の生きる目的、目標、そのための手段について語る。

実績

・小学校、中学校、高校等の総合学習やキャリアアップ授業
・青年会議所、商工会、倫理法人会等の企業経営者や一般社員向け講演
・民間企業研修
・国立極地研究所などでの極地研究者への講演
・大学での授業時間を利用した学生向けセミナー 他多数

<テレビ放送>
「NHKスペシャル」「クレイジージャーニー」「NHKニュースウォッチ9」「NHK BS世界史発掘!時空タイムス編集部」「NHK BS地球テレビエルムンド」「フジテレビ 超潜入リアルスコープハイパー」「BS朝日 ひと夏の冒険・12歳の100マイル」「WOWOWノンフィクションW 遥かなる北極点 ~孤高の冒険家日本初の偉業に挑む~」 他多数

<ラジオ>
「NHKラジオ 午後のまりやーじゅ」「NHKラジオ おはよう朝一番」「ニッポン放送 上柳昌彦ごごばん!」「ニッポン放送 テリー伊藤サンデーのってけラジオ」「文化放送 吉田照美ソコダイジナトコ」「TBSラジオ 久米宏ラジオなんですけど」「ラジオ日本 峰竜太のミネスタ!」「TOKYO-FM 中西哲生のクロノス」 他多数

<新聞>
朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 産經新聞 日本経済新聞 北海道新聞 神奈川新聞 Japan Times 共同通信配信 時事通信配信 等多数

他 雑誌、ウェブ媒体、各種媒体多数

著書

北極男』(講談社 2013.11)
考える脚』(KADOKAWA 2019.3)

動画

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