世界における経済的・政治的覇権争いにの様相を、2,500年前の
ペロポネソス戦争にひも解き、現代の世界の覇権構図も同じである・・と説く。
中国が政治的・経済的・軍事的にその勢いを増し世界の覇権国家として様相を
呈している今、世界の構図がどう変わっていくのか?その中で日本の立ち位置を
どう示していくのか?・・の点について、統計などを基に検証されていきました。
さすがにビジネス経営豊富な丹羽さん。
使用されるデータとその解析や数値の意味するところなどを私見を添えて
解かれました。
その中で、凋落していく米国、台頭する中国のこれからの世界の新しい構図の中で、
日本は世界に信頼される国家としてプレゼンスを明確する必要性を説かれました。
そして我が国が培ってきた国力・国民性を踏まえたうえで、技術、農業、観光を
柱にした国として世界に・国民にその方向を示すと共に、基礎になる学問を国内に
根付かせる再教育の必要性を説かれました。近い将来起こりうる
食糧問題・環境問題を中心に自立・自活できない日本は、自律国家米国から
少し距離をおき、50年、100年先を見据え子々孫々にまで地球規模で悪影響を
起こさないためにも、そのプレゼンスを確立しるととに国際的にアピールして
いかなければならない・・・・・と締めくくった。
90分の時間内には時間的に足らないと感じました。
締めくくった後、質問も多く出たようです。
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