林 猛雄

林 猛雄
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林 猛雄 (はやし もうゆう)

仏教僧侶

講師カテゴリー

  • 政治・経済
  • 経済
  • 経営・ビジネス
  • 経営論・組織論・経営哲学
  • ビジネス研修
  • リーダーシップ・マネジメント
  • モチベーション
  • 法話

出身地・ゆかりの地

京都府 インド・アメリカ・ヨーロッパ

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プロフィール

浄土真宗本願寺派善林寺に1945年(昭和20年)生まれる
龍谷大学経済学部 卒業
龍谷大学 学賓
浄土真宗本願寺派 本願寺 参与
浄土真宗本願寺派 善林寺 衆徒
林 殖産(マンション経営)

叙勲
瑞宝双光章 受章(更生保護功労)
紺綬褒章 受章(公益に寄附)

講演テーマ

【報恩と感謝】

「財を得るに道あり」
経済と道徳を調和する如何に優れた思考でも時代が求めていなければ人間の役に立つことはできません「何かをなす」ではなく「如何にしてやるか」なのです。持っている常識の差が、世代間の断絶を生んでいないか。そんな発想から、仏教を信じ、世の全てを受け入れ、「困っても困らない」を行動の基とし、弱きものが安全で安穏な社会を解きあかします

私は終戦の年。京都府久世郡久御山町の浄土真宗本願寺派善林寺に父、十五代住職林透流の三男として生まれました。
私の半生は、寺族に生まれたことであり私が歩んだ道は、「父の願い」に導かれたと言っても過言ではありません。  私が龍谷大学に進学しそこで〝仏教と経済〟を学んだのも願いの一つでしたが、「自分だけの欲望を満たす」ことだけに専念してはトラブルが伴います、己を忘れ「他も利する心」を持ち、あくまでも「自他が同時」。常に「自省利他」だという仏教哲学も父から授かり、今日に至るまで私の心に深く刻まれています。

 経済の浄化を図り、富の増大には、自他とも同時に進めて行くこと、そのためにこそ仏教と経済の融合が大切であり、昨今、ともすると仏教心のない人たちの言動はギスギスした物言いとなり自分にプラスになるかマイナスかで他人を判断します。私が学んだ龍谷大学経済学部は「仏教と経済の融合」を図り、これからの世に「宗教心を持った経済人」を育てるのが経済学部設立した所以です。

折々につけて「線香のように死後よい香りを残せ」線香は煙となって消えるが香りを残す。「切り花になるなかれ。根のあるような人生を送りなさい」も父の口癖でした。

 私は過去(昭和62年11月)に「インド仏跡巡拝の旅」を体験したことがあります。当地で学び体験したことは、あくまでも自分ひとりのためではなく、広く「人のために役だつ」ように活用することだと知りました。

 志あるところ道あり。どんな困難なことでも、やろうという強い意志があれば、やり遂げる道が開けてくるといいます。そのため「選んだ道が真実」であること「人々のためになるかどうか」がキーワードであり世の人たちの支持がなければ決して「無から有をなす」ことは出来ないのです

「寄らば大樹の陰」ではなく、自らが大樹となり世の人たちに大きな恩恵を施し、願わくは奉仕の道を進みなさい」父のこの教えがやがて私の哲学となりました。

世間に言い習わせてきた言葉に「恒産なくして恒心なし」があります。2500年前の中国・孟子の言葉です。

経済と道徳は繋がっていることを説き、現代にも十分当てはまります。

己の利益を追求するだけでなく、他者を思いやることで経済(経世済民)は発展するのです。



実績

(各ローターリークラブでの法話)
宇治鳳凰・宇治・京都田辺・京都洛西・滋賀県草津

(各例会で法話)
仏教クラブ例会・三水会・第三土曜会・京心会

講演の特徴

仏教と感謝・仏教と経済・報恩と感謝。 在家仏教の教えを目まぐるしく変化する経済社会にいかに融合していくか、正に二刀流の教えを分かりやすく解説

著書

「浄土真宗のすすめ」 (誠文堂 2012)
「仏教と経済」    (誠文堂2017)
「報恩と感謝」    (誠文堂2022)

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