瀧津 孝
歴史エンターテインメント作家
歴史研究家
ジャーナリスト
講師カテゴリー
- 政治・経済
- 地方創生・地域活性
- 歴史・文化・科学
- 歴史
- 伝統文化
出身地・ゆかりの地
東京都 京都府
プロフィール
1984年 立命館大学法学部卒業
1984年 読売新聞大阪本社に記者職で入社
1997年 フリージャーナリストとして独立
1998年 国内初の無料総合ゲーム情報紙「GAMEゆーゆー(現ジャパニメイト)」を創刊し、
2013年まで編集長を務める
2013年 「乙女のための名将言行録」で作家デビュー。同年刊行の歴史ファンタジー「戦国ぼっち」はシリーズ化され、2016年までに本編10巻、クロスオーバー作1巻を上梓。
講演テーマ
【聖地巡礼と歴史エンターテインメントと地域おこし】
現代のコンテンツツーリズムにおいて、出版不況にあっても唯一市場規模を急拡大させ、勢いを維持し続けているライトノベルと、それを原作とするアニメ作品やゲーム作品などの影響力は無視できません。土地の歴史や人物を単にPRするのではなく、エンターテインメントコンテンツへと〝加工〟したうえで若者にアピールすることが、コンテンツツーリズムの成否を決定付けます。「聖地巡礼」にからむ様々な実例を挙げつつ、歴史エンターテインメントの可能性について提言します。
【旧日本陸軍と海軍に学ぶ組織のあり方】
第二次世界大戦についてわずかでも知識のある人であれば、ほぼ共通認識となっている〝日本陸軍悪玉論〟を否定し、日本海軍の決定的な弱点を指摘しつつ、両組織の長短を比較します。日本は何故先の大戦で負けたのか?陸軍と海軍の知られざる体質の相違と、兵器思想や実戦の様相なども紹介しつつ、巨大組織のあり方を考えます。
【人気の戦国ドラマ・映画に登場する武将たちの意外な素顔とは?】
江戸末期に編纂された戦国武将逸話集「名将言行録」を紐解きながら、私たちがテレビや映画やパソコン・スマホなどで観る彼らの実像に迫ります。ドラマの登場人物たちが実際にはどんなキャラクターだったのか、逸話を元にわかりやすく紹介するだけでなく、当時の国内情勢や文化事情にも触れ、聞いているだけで歴史の勉強にもなるような講座を目指します。
【私がラノベ作家になった理由(わけ)】
出版不況の中で若者の圧倒的な支持を得て2000年以降急速に市場を拡大し、この1、2年で落ち着きを見せてはいるものの、いまだに巨大な市場規模を維持し続けているライトノベル(ラノベ)。出版界に差す一筋の光明とも言える〝ラノベ〟の現状や課題を紹介しつつ、元々はお堅いはずの新聞記者だった私が、どんな経緯でラノベ作家になったのか、その体験談や時代考証に重きを置いた小説作法をお話しします。
【戦国武将の安全管理・危機管理】
「安全管理」の重要なポイントは、「想定される危険を予知し、そのための対策を徹底的に講じる」「万が一の時を想定して対策を講じるとともに、関係者に対する教育を徹底して行う」「関係者には自分の身の安全は自分で守ることを徹底させる」といったことであるとされていますが、これらを日々命がけで実践していたのが、かつての戦国武将たちです。彼らにとって危機管理の欠如は、即命を落とし、場合によっては一族が滅ぶことにも繋がりました。彼らが命がけで用いてきた知恵や機転、組織運営の方法などは、今を生きる私たちにとってもヒューマンエラーを防ぐうえで何かしらの示唆、教訓を与えてくれるはずです。
【戦国武将の子育て法】
勝てばさらなる富と力を得、負ければ一族もろとも滅亡するというドラスティックにして非情な戦国時代に身を置く武将たちは、自分の子供や後継者をどんな風に教育していたのでしょう?当時と現代とでは社会常識や環境が全く異なる訳ですから、それをそのままマネしようということではありません。しかし、武将たちの教えの中には「先を読む」「機転を利かせる」などといった現代人にも求められる才知の大切さが強く込められています。これらを教育に活かす一つの知識として、親御様方や教育関係者の方々には持っていただきたいと思います。
【戦国武将の健康管理】
常日頃、死と隣り合わせで生きることを強いられていた戦国武将たちにとって、自分の命と健康を、さらには配下の兵士たちの命と健康を管理する事はとても重要な課題でした。当時と現代とでは社会常識や環境が全く異なりますが、武将たちの教えの中には現代の私たちが教訓とすべき内容も多く含まれています。これらをご自分や同僚の皆様の健康管理に活かす何らかの一助としていただければと思います。
【木下藤吉郎(豊臣秀吉)に学ぶ機転、知恵、やる気】
企業・組織内の意識改革向上に関心のある方に向けます。戦国時代に天下統一を果たした英雄として知られる豊臣秀吉。彼がまだ木下藤吉郎と名乗って織田信長に仕えていた若い頃、「組織の新参者」でありながら、様々な難問課題に機転と知恵でもって果敢に取り組み、成功へと導いていったエピソードが数多く残されています。役職やヒエラルキー上の地位にとらわれず、その場その場で知恵を働かせ、臆する事なく上役に意見を述べ、組織の強化を実現させていく彼の姿は、今を生きる私たちにとってもきっと何かしらの示唆、教訓を与えてくれるはずです。
【戦国女性のファッションと美容法】
男たちが生きるか死ぬかのサバイバルレースに身を置き、戦いに明け暮れていた戦国時代に、女たちはどのように暮らしていたのでしょう。案外知られていない彼女たちのファッションや美容法について、わかりやすく解説します。武家の女性、庶民の女性、それぞれがどんなファッションに身を包み、どんな化粧をしていたのかを解説し、日々の暮らしの様子にも目を向けつつ、激動の時代をたくましく生きた彼女たちの姿を垣間みようという内容です。
【NHK大河ドラマ「西郷どん」主人公の思想と知られざる人柄】
2018年大河ドラマの主人公である維新の英雄・西郷隆盛は、常日頃周囲にどんなことを話し、未来の日本の形をどのように思い描いていたのか。近世に活躍した人物であるにも関わらず、現存する写真は一枚もなく、彼の記した書籍や試論もないため、その実像と思想は今なおペールに包まれています。彼の言行を世に伝える「西郷南洲遺訓」を紐解き、彼の人となりを示す様々なエピソードと共に〝西郷どん〟の本来の姿にスポットを当てます。
実績
2013年
「戦国時代を彩った個性豊かな武将たち~彼等の意外な素顔、ホントはこんな人だった!?~ 全3回」(東京都千代田区立九段生涯学習館主催)
「村上水軍でまちおこし」(しまなみ地域活性化推進協議会連合体主催)
2014年
「瀬戸内海賊物語ラジオシンポジウムinみやくぼ」(瀬戸内しま博覧会実行委員会主催)
2014年以降
「エンターテインメントノベル創作講座」(NPO法人創作サポートセンター主催)
講演の特徴
中央紙の記者時代に、難解であったり複雑であったりする物事をわかりやすく人に伝えるノウハウを徹底的に叩き込まれました。一方、かつてはアマチュア社会人劇団に属し、インターネットラジオでレギュラーコーナーを持つなど、人前でお話しするのも元々得意です。小難しくて眠気を誘うような内容ではなく、明快で楽しく、知識のつく講演を心がけます。
著書
『乙女のための名将言行録 』(アスキー・メディアワークス)
『 戦国ぼっち ?Attack of The Hojo Army?』(一二三書房)
『戦国ぼっち2 ?Revenge of the super battle ship?』(一二三書房)
『戦国ぼっち3 ?The tank army corps of fear?』(一二三書房)
『戦国ぼっち4 ?Return of Shimazu tank army corps ?』(一二三書房)
『戦国ぼっち5 ?phantom ship in setouchi ?』(一二三書房)
『戦国ぼっち6 ?New Enemy from the Future ?』(一二三書房)
『戦国ぼっち7 ?The Nightglow Monster in Kyoto?』(一二三書房)
『戦国ぼっち8 ?Protect Kyoto from the evil !!?』(一二三書房)
『戦国ぼっち9 ?Mystery of Shingen's Treasure?』(一二三書房)
『戦国ぼっち10 ?Kuoyama Castle Again !?』(一二三書房)
『忍びっ娘ヴァルキリー 落ちこぼれくノ一と風魔忍軍の陰謀』(一二三書房)
その他
専門分野
歴史、コンテンツツーリズム、地域振興、組織論、小説作法
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