「法句経に学ぶ」というテーマで法相宗大本山薬師寺執事である
大谷徹奘師の説法(勉強会)が開催され、初めて参加させていただきました。
150名近い参加者で約3/4はご高齢の御婦人方でした。文字通り“こころ”を
磨くことを主に、多くの方々が毎月勉強されているのだそうです。
どうみても人間学を充分学ばれ、既に円熟の域に達した人たちではないか・・・
と思われるくらい菩薩のようなまろやかさを感じさせる人の集まりでした。
輪廻転生という言葉がある通り、命は永遠に生まれ変わり続けるわけですから
「常に“いのち”“こころ”を磨き続けなければならない」
ということなのでしょう!
法話が始まり冒頭から
「皆さん“こころ”はどこにあるか一斉にその部分を指し示してください!」
と。
みなさんならどこを指しますか?
ちなみに私は身体全体をさしました。
(意味するとことはこの世でいろんなことえを受けてきた自分自身)
・・・頭を指すひと、心臓を指すひとそれぞれ・・・
大谷師から
「“こころ”の勉強をしているひとが、その“こころ”のありかが何処に
あるのか解らない?”こころ”をやさしく!とか強く!とかいうが
どうやってしていくのですか!」
・・・と会場は爆笑!
そして次に
「こころは何からできているのでしょうか?」
「どうすればこころを磨けるのか?」
・・・難問を次々と・・・・
題ごとに師からいろいろと教えを頂きました。
禅問答のような投げかけで始まった法話も、60分後には参加者それぞれ
納得した様子でえみを浮かべたり、妙に納得をしていたり。
残り20分で「法句経第九の悪しき行為品」から5つの教えを
ひも解いてくださいました。
最後に、
“こころ”は自身の経験から生まれ⇒その経験から価値観が生まれ⇒
その結果生き方、考え方が固まる。
それが“我”であり、自分の当体ということで“こころ”を形成するものである
・・・との導きでした。
こころを磨く方法が何か見えてきた感じがしませんか?
お写真は大谷氏の直筆サインです。
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